ダンカンさん 最愛の妻との別れに号泣、２７日に通夜が営まれる。

２２日に乳がんのため亡くなった、お笑いタレント、ダンカンさん（５５）の妻、飯塚初美さん（享年４７）の通夜が２７日、東京・中野の成願寺でしめやかに営まれました。

通夜には井手らっきょさん（５４）ら、たけし軍団を含む１０００人が参列。
ダンカンさんは『ママリン』と呼ぶ最愛の妻との最後の会話を思い出しながら、大粒の涙を流し続けた。

「（ママリンの）宝物なので同席させてください」と長女・美つきさん（２５）、長男・甲子園さん（２３）次男・虎太郎さん（１５）と通夜を前に囲み取材に応じたダンカン。
「来世はママリンの息子がいい。出来の悪い子供でかわいがってもらえるから…」と最愛の人との別れに大粒の涙を流した。

ダンカンさんの妻、初美さんのガンとの戦いは、とても長かった様です。

最初に乳がんが発病したのは９年前の０５年。
医師からは両方の乳房の全摘出を勧められたが、初美さんの希望もあり、右乳房を全摘出。

しかし、残った左乳房に０８年、がんが再発。
ダンカンさんは「なぜ、あの時、（両方）全摘しなかったのか…。悔しい…」と自らを責め、号泣した。

１１年にはがんが肝臓に転移。
昨年には脳にまで達していたとの事。。。

２６日に新しい抗がん剤を試そうとしていた矢先だったと言う事で、まさに人生のいたずら
「明日の事は分からない」と言う言葉の深さを思い知らされます。。。

初美さんが亡くなる当時の２２日は、ダンカンさんの応援する阪神戦の中継をいつものようにスコアをつけながら見ていて、ベッドの初美さんは、隣でうつらうつらし、「冷たいから手をさすって」とダンカンさんに頼んだそうです。

しかし、スコアをつけていることに気づき、じゃまをしないようにと、
「（もうさすらなくていいから）手を太ももにおかせて」と言い、左手をダンカンさんの太ももの上に置き、
「あったかいよ」と口にしたそうです。
それが最後の会話となってしまいました。

ダンカンさんは、別れの瞬間を思い出しながら、涙、涙…の中でコメント

実父を５７歳で、実兄を３歳の時に亡くしたことから
「（オレには）余命の貸しが合わせて１１０歳ぐらいあるから、ママリン、大丈夫だよ」と励ますと、
「私そういうの、いらない。息子たちが病気やけがになった時、使ってあげて」と言われたエピソードを明かしながら、涙が止まらなくなっていました。

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改めてガンという病気の恐怖を思い知らされます。
早期の発見などで、死にへといたるリスクは年々下がっていますが、
やはり、若い年齢で発症すると、再発・転移のリスクが高まる病気です。


心からご冥福をお祈りいたします。

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